天柱峰(てんちゅうほう)
中国の元から来日した臨済宗の高僧、竺仙梵僊(じくせん ぼんせん)が名付けた丘で、「天柱」とは「世を支える道義」という意味です。
浄智寺境内横の道(葛原岡・大仏ハイキングコース)を登っていただくと、天柱峰に着きます。山頂には昭和16年に建立された「天柱峰碑(てんちゅうほうひ)」がございます。
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鐘楼門(しょうろうもん)
鎌倉では珍しい唐様の鐘楼門です。
鐘楼門は鐘つき堂を兼ねた山門で、1階には山門があり、2階には花頭窓という花形の印象的な窓と梵鐘が下げられています。
2007年に再建された鐘楼門は「山居幽勝」の額が掲げられ、花頭窓のある上層には1649年(慶安2年)の梵鐘が吊るされています。
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甘露の井
鎌倉十井の一つに数えられる井戸です。
蜜のように甘く、仏徳で授かる霊水で不老不死の功徳があると言われます。
(現在は飲み水として使用していません)
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本堂 曇華殿(どんげでん)
曇華殿と呼ばれる仏殿です。
御本尊は室町期作の木像三世仏坐像で県指定の重要文化財です。
左から『阿弥陀・釈迦・弥勒』の各如来で、『過去・現在・ 未来』の時を象徴しています。各如来は衣の裾を台座に長くたらした様式で、鎌倉仏の特徴をよく表したお姿をしています。
また、曇華殿後ろ側には鎌倉三十三観音霊の一つ観音菩薩像も祀られています。
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山門
円覚寺開山の無学祖元の筆とされる『寶所在近(ほうしょざいきん)』の文字が掲げられた総門は、深い木々に囲まれ、浄智寺を象徴する石段が伸びています。
寶所在近とは「仏を信じ、修行を積めば心の平穏が得られる」という仏の教えを意味しています。また、門の手前には鎌倉十井の一つ「甘露の井」があります。
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書院
大正13年に建てられた茅葺の建物です。
茅葺き屋根の素朴な外観の書院は庭園側から見ても、正面から見ても実に美しい佇まいです。四季を通してその移ろいを楽しめます。
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やぐら
柔らかい鎌倉石の山を掘った祠(ほこら)をやぐらといいます。
やぐらは当時の僧侶が修行に使用したり、また地位の高い人のお墓などとして使用されていました。平地が少ない鎌倉の特徴的な遺跡です。
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布袋尊
鎌倉七福神のひとつである布袋尊(ほていそん)。
福徳円満のご利益があると言われます。にこやかなその姿は誰もに愛され、お腹を撫でると元気がもらえると言われています。多くの方に撫でられたお腹はとてもツルツルとしています。
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